Tortoise Shell

Webサービスの会社で働くデザイナーが、デザインやライフハックについてゆるく書き連ねるブログです。

VR認定技術者試験に合格したので、勉強法をまとめる

本日の昼頃、メールが届きまして、VR技術者認定試験(セオリーコース)に合格したことが分かりました。

晴れて「日本バーチャルリアリティ学会 VR認定技術者」という称号を手に入れました。

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なんか強そうな肩書で良い感じですね。

さて今回は、せっかく合格したということで、実際にやった勉強方法についてまとめておきたいと思います。

今後、同じように受験される方の参考になれば、幸いです。

まずは教科書をちゃんと読む

試験の内容は、教科書である「バーチャルリアリティ学」から出題されます。

おそらく、この本を一度も読まずに合格するのは厳しいと思うので、ちゃんと読みましょう。

バーチャルリアリティ学

バーチャルリアリティ学

  • 作者: 舘暲,佐藤誠,廣瀬通孝,日本バーチャルリアリティ学会
  • 出版社/メーカー: コロナ社
  • 発売日: 2010/12/16
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とはいえ、初めの段階では、軽く流し読みするくらいで構いません。

VRと言っても、いわゆる実装的な話というよりは、アカデミックな内容が多いです。

例えば、第2章の「ヒトと感覚」では、様々な人体の構造について勉強することになります。

普通に読んでいると、(こんなことを書くと怒られそうですが)眠たくなる箇所もあるので、最初から完璧に理解しようとするのは諦めた方が良いです。

講習会には参加した方が良い

試験の1か月以上前に、講習会が開催されますが、なるべく参加した方が良いと思います。

教科書に載っていることを聞くだけなら、参加する意味はないと思いますが、講習会ではそれ以上のお話を聞くことができます。

VRの分野は急速に進化しているので、最新の状況について補足を聞けたり、試験に出そうな重要ポイントも解説してもらえます。

www.tortoise-shell.net

講習会の会場は、東大だったのですが、東大生気分も味わえるので楽しいですよ。

とにかく過去問をたくさん解く

VR認定技術者試験は、公式サイトで過去問が公開されていますので、ひたすら解きまくりましょう。

日本バーチャルリアリティ学会 » VR技術者認定講習会・試験

今回の試験でも、過去問と似たような問題がたくさん出題されましたし、逆に教科書だけで突破するのは相当難しいでしょう。

  1. まずは教科書をざっと読む
  2. 過去問を3年分くらい解いてみる
  3. 間違えたところを意識しながら、また教科書を読む
  4. 繰り返し

という勉強の仕方が基本かなと思います。

過去問は、直近の数年分を解くだけでは不十分で、公開されている分はすべて解いてみましょう。

わたしの場合は、過去問は、すべて3回ずつくらい解きました。

そのくらいやると、問題の傾向や出題のクセもだいぶ掴めてきますし、苦手分野も明確に分かってきます。

勉強ノートは作るべきか

今回の受験にあたり、勉強ノートを作るべきか悩みましたが、結論としては「作らなくていい」と思います。

過去に受験された方々が、ありがたいことに要点をブログなどにまとめてくださったりしていたので、わたしも勉強ノートを作ろうかと思っていました。

しかし、先ほど書いたように、過去問と教科書の往復で十分だと思います。

しいて言うなら、過去問を解いてから教科書に線を引いたり、メモを書いたりする方が身に付きやすいでしょう。

おそらく、時間をかけて勉強ノートを作るよりも、過去問をたくさん解いた方がスムーズです。

もちろん、試験までに時間がたっぷりある場合や、しっかりと知識を腹落ちさせたい方は、勉強ノートを作られても良いと思います。

受験して良かったこと

最後に、実際に受験して得られた感想について。

最も良かったのは、VRについて体系的な知識が身につけられたところです。

VRといえば、HMDを装着して3Dの映像が見られるものという印象しかありませんでしたが、HMDすら実装例のひとつでしかないということ。

人間のさまざまな感覚を上書きして、人工的な現実を創り出すというワクワクする考え方。

ヒューマンインタフェースの観点から見た、VRのUIデザインの興味深さ。

アカデミックな内容をしっかり学ぶ機会を得られたからこそ、よりVRの面白さについて理解でき、さらにVRのことが好きになれました。

今回得られた知識は、必ず今後の制作活動にも活きてくるという実感があります。

最初は合格するか不安でしたが、無事合格しましたし、受験して本当に良かったなと思います。

後日、認定証も届くらしいので、今から楽しみです。