Tortoise Shell

Webサービスの会社で働くデザイナーが、デザインやライフハックについてゆるく書き連ねるブログです。

初心者向け!UnityやVRを学ぶための、最も効率的な勉強方法について

こんにちは、デザイナーのtamuです。

突然ですが、VRコンテンツ作りのためには、どうやって勉強すればいいと思いますか?

近年、様々な業界でVRへの需要が高まり、ゲームを始めとしたVRコンテンツを学ぶ人が増えてきました。

しかし、新しい分野だからこそ、その効率的な学習方法については確立されていません。

せっかく本を買って勉強を始めたのに、難しくて挫折してしまう方も多いようです。

わたし自身、実は3年前に初めてVRに興味を持ち、本を買ってUnityを勉強していたことがあります。

ですが、案の定、その時は難しくてすぐにやめてしまいました。

今となっては、試行錯誤して効率的な勉強方法が見えてきたのですが、できれば初心者の頃に知っておきたかったところです。

そうすれば、無駄な時間や労力をつぎ込まなくて済みましたからね…。

というわけで、今回の記事を執筆するに至りました。

初心者の方に向けて、VRコンテンツ作りのために、最も効率的なUnityの勉強方法をご紹介したいと思います。

UnityやVRに興味はあるけれど、どうやって勉強したらいいか分からない!という方は、ぜひ参考にしていただければと思います。

そもそもVRとは?

そもそも、VRとは何なのでしょうか?

実は、その意味をきちんと理解している人は、あまり多くありません。

というのも、VRを表す言葉として慣用的に使われている「仮想現実」という言葉は、実は正確にはニュアンスが間違っているからです。

あなたは、仮想(バーチャル)と聞くと、いわゆる現実(リアル)とは対極の存在であるように感じるかもしれません。

しかし、VRは「現実世界のエッセンスを抽出したもの」という方が、ニュアンス的には正しいのです。

そういう意味では、「仮想現実」というよりも「人口現実」と呼んだ方が合っているかもしれません。

VRは、決して現実そのものではありませんが、まるで現実のような体験ができるコンテンツというわけです。

VRの本質はヘッドセットではない

このように、VRの本質について理解しているかどうかは、今後Unityを学習していく上でも差が出るポイントと言えます。

例えば、「VR酔い」という言葉を聞いたことがありませんか?

VR酔いは、自分の普段の感覚と、VRで体験している感覚にズレが生じることで起こる現象です。

つまり、「現実世界のエッセンス」が正しく抽出できていないので、脳が混乱するというわけです。

こうしたVRの本質について考えれば、ヘッドセットも、VRを表現する1つの手段に過ぎないことが分かります。

人口現実を作り出すためには、わたしたちが五感を通して得られる感覚を再現する必要があります。

しかし、さすがに全ての感覚をカバーすることはできません。

そのため、まずはメインの情報源である視覚と聴覚をカバーできる、ヘッドセットがよく用いられているということです。

ヘッドセットに捉われないことも、VRの可能性を広げて考える上で重要なので、押さえておきましょう。

Unityの学び方

前置きが長くなりましたが、ここからは具体的な学び方について見ていきます。

すぐに本題に入らず、VRの定義について書いたのには理由があります。

そもそものVRの意味を理解していなければ、結局スタイリングなど表面的な理解だけにとどまってしまう恐れがあったからです。

やはり、本質的なことを知ってから学ぶことで、VRについて深く理解することはできません。

1. まずはOculus Goを手に入れる

何はともあれ、まずはVRデバイスを手に入れます。

もちろん、VRコンテンツを作るだけであれば、極論UnityがインストールされたPCさえあれば開発できます。

しかし、イメージを持つためにも、またモチベーションを保つためにも遊んでおきましょう。

スマホを差し込むだけで手軽に楽しめるVRデバイスもありますが、本気でVRについて学ぶのであれば、スペック的に物足りません。

かといって、いきなり初心者のうちから「Oculus Rift」や「PS VR」といった上位機種を買う必要もないでしょう。

そこで、最もおすすめなのは「Oculus Go」です。

Oculus Goは、VR入門機でありながら、スペック面でもかなり優れたVRデバイスです。

加えて、面倒な機材セッティングが必要ない、スタンドアロン型(Oculus Goの本体だけで作動する)の端末です。

2. チュートリアルをひととおりこなす

さて、Oculus GoでVRコンテンツについて体験できたら、今度はいよいよ作る番です。

まずは、Unity公式のチュートリアルをひととおりこなしてみましょう。

チュートリアルと聞くと、ハードルが高く感じられるかもしれませんが、かなり親切に設計されているので安心してください。

難易度も表示されていますので、まずは簡単そうなものから、興味を持った順に学習してみてください。

ひょっとすると、「本とかを買った方がいいんじゃないの?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、本での学習については、基礎が身につくまではおすすめしません。

というのも、Unityは日々バージョンアップを繰り返していますし、本だと既に内容が古くなっていることがあるからです。

また、ボリュームが大き過ぎて、なかなか達成感を得られないというデメリットもあります。

真面目な方ほど、ついお金を出して本をたくさん買ってしまうのですが、公式チュートリアルだけでもかなり勉強になります。

まずは、公式チュートリアルをこなしてみてください。

3. VRについて理解を深める

Oculus Goでひととおり遊んで、Unityのチュートリアルをこなしてみて、かなり色々なイメージが湧いてきたのではないでしょうか?

ですが、次のステップとしては、一度立ち止まってVRについての知識をあらためて身につけましょう。

知識というのは、Unity等の開発というよりは、VRについての座学的な教養のことです。

ここで最もおすすめなのは「バーチャルリアリティ学」という本で、バーチャルリアリティ学会が発行した、いわばVRの教科書的な一冊になっています。

バーチャルリアリティ学

バーチャルリアリティ学

  • 作者: 舘暲,佐藤誠,廣瀬通孝,日本バーチャルリアリティ学会
  • 出版社/メーカー: コロナ社
  • 発売日: 2010/12/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 1人 クリック: 5回
  • この商品を含むブログ (2件) を見る
 

冒頭でも説明しましたが、VRはただのゲームや仮想現実ではなく、現実のエッセンスを抽出した人口現実です。

実際にコンテンツを作る上では、こうしたVRについての体系的な知識が欠かせなくなります。

このステップについては、上記のUnityの公式チュートリアルの学習と並行して行っても良いかと思いますので、ぜひ実践してみてください。

4. オンライン教材で本格的なスキルを身につける

ここまで来れば、基礎的な知識はかなり付いてきたことでしょう。

ひょっとすると、既に「こんなものを作ってみたい!」とアイデアが思い浮かんでいる方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、ここで1つの壁にぶち当たることになります。

それは「作りたいイメージはあるのに、自力ではなかなか開発できない」というものです。

ここまでで、Unityの公式チュートリアルや、VRの基礎教養について学んできました。

しかし、体系的な知識や技術が身についていないので、本格的に何か作ろうとすると行き詰まってしまうのです。

チュートリアルから少しアレンジした作品ぐらいは作れるかもしれませんが、自分がイメージしたものを、そのまま作ることはできません。

そこでおすすめしたいのが、TechAcademy(テックアカデミー)というオンラインスクールを利用する方法です。

f:id:tamusan100:20180812181335p:plain

元々はプログラミング学習サービスとして有名でしたが、最近になってUnityコースもついに開講しました。

Unityはもちろん、C#などのプログラミングについてもイチから学べるので、かなりおすすめです。

オンラインスクールなので、スキルアップしたい社会人や学生向けに作られており、ライフスタイルに合わせてプランを選べるのも魅力的です。

例えば、学生で集中して時間が取れるのであれば「4週間プラン」を。社会人で、あまり時間が取れないのであれば「12週間プラン」を。

いずれにしても、無理なく学習を続けられるように、親切に設計されています。

具体的な料金やカリキュラムなどは、上記の公式サイトから確認できますが、その際、まずは無料の「オンライン説明会」の動画を見てみてください。

説明会の動画を見れば、どんな事が学べるのかといった全体像も掴むことができます。

興味のある方は、説明会だけでも一度覗いてみてください。

5. コミュニティに参加する

ここまでは、基本的には一人で進める内容でしたが、できればコミュニティにも参加してみましょう。

なんだかんだで、一緒に勉強する仲間がいるのといないのとでは、大きな違いが出てきます。

例えば、技術的につまづいたところを教えあったり、UnityやVRなどの最新情報をシェアしたり。

また、Unityであれば、全国で勉強会なども頻繁に開かれています。

上記の「connpass」には、全国のさまざまなIT勉強会がたくさん登録されています。

エンジニア向けでハードルが高そうに見えますが、実際にはエンジニア以外の初心者も多く利用しているので安心してください。

試しに、検索窓で「Unity」と入力すると、いくつかヒットすると思います。

ぜひ、切磋琢磨しながら、勉強を進めていってください。

おわりに

いかがでしたか?効率的な勉強方法と書いておきながら、かなり泥臭いロードマップになってしまいましたね。

しかし、結局のところ、近道をしようとするよりも一番スムーズだと思います。

わたしも、こうした勉強方法を確立するまでは、難しい本を買って挫折したり苦労を繰り返しました。

今回、偉そうな記事を書きましたが、わたし自身もUnityやVRについて勉強しているところです。

この記事を読んで実践してくださった方々と、一緒にUnityやVRについて盛り上げていければ幸いです。