PS4を手に入れてから、もうすぐ1年になります。
元々ゲームは好きだったのですが、社会人になってからすっかり遊ばなくなり、気づけば5年くらいブランクができていました。
いまさらハマれるのかと疑問でしたが、実際に遊び始めると、すっかりハマってしまいました。
そんなこんなで、1年間ずっとゲームをしてきて、自分の中のある変化に気が付きました。
それは、ゲーム脳になって日常を過ごすと、けっこう面白いということです。
今回は、そんな「ゲーム脳をメタ認知につなげるライフハック」について、ご紹介したいと思います。
ゲーム脳を作る
数か月前、評判の良かった「Detroit Become Human」というゲームをプレイしました。
3人のアンドロイドたちが、それぞれ自我に目覚め、やがて世界を巻き込んだ事件に発展していきます。
分類としては、アドベンチャーゲームにあたるのですが、主人公の選択によって物語が大きく分岐する仕組みになっているのです。
このゲームをプレイして以来、生活の中でのちょっとした選択が、Detroit Become Humanっぽく見えることがありました。
いわゆる、ゲーム脳のような状態になっていたと思います。
メタ認知について
そんな折、phaさんの「人生にゆとりを生み出す 知の整理術」という本の中で、メタ認知について触れられていました。
メタ認知とは、名前のとおり自分を客観的に認知することで、うまく使いこなせばメリットとして活かすことができます。
例えば、嫌な人に出会ったときは、自分を未来からやってきた「未来人」という設定でメタ認知します。
すると、「おやおや、この時代には、まだこんな野蛮なAIが動いているのか」と、その状況を楽に捉えることができるのです。
前述したようなゲーム脳的な状態は、このメタ認知を助ける効果があると思いました。
メタ認知のメリット
メタ認知をすると、どんなメリットがあるのでしょうか。わたしの体験をもとに、少し書き出してみました。
新しいことに挑戦しやすくなる
一般論として、新しいことに挑戦するのは恐怖を伴うものです。
人間は、安定した状況を望むものですし、不確実性の高い状況はなるべく避けようとする生きものです。
そんな中でも、ゲーム脳を活かしてメタ認知をすることで、「これをやればレベルアップだ!」と挑戦しやすくなると思いました。
厳しい局面でも気が楽になる
先ほどのphaさんの本の例と似ていますが、厳しい局面でも、メタ認知を利用すれば気を楽にすることができます。
仕事で難しい判断をしなければならないとき、これはゲームだと思うようにすると、その状況を比較的楽しめるようになります。
ゲーム感覚というと無責任な印象がありますが、そこまでどっぷりとゲーム脳にならなければ大丈夫でしょう。
日常の見え方が変わる
普段見慣れた日常も、あえてゲーム脳にしてメタ認知を行うことで、いつもとは違った風景にして楽しむことができます。
例えば、ペルソナ5というゲームだと、新しい本を読んだり、銭湯に入ったりするだけで、主人公の魅力度がアップしたりします。
そのため、普段と同じことをしていても、何かのパラーメーターが上がったと楽しむことができます。
おわりに
ゲーム脳も、うまく使えばライフハックになるという気づきは、自分の中でも面白いなと思いました。
とはいえ、何事も匙加減が大事で、ゲーム脳も度が過ぎると良くなさそうですよね。
とりあえず「Detroit Become Human」は、とても面白いゲームなので、PS4をお持ちの方はぜひ遊んでみてください。
普段アドベンチャーゲームをやらない方でも、クオリティの高さに満足いただけると思います!
ではでは、また今度。

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