Tortoise Shell

Webサービスの会社で働くデザイナーが、デザインやライフハックについてゆるく書き連ねるブログです。

2018年5月の読書メモ

5月の読書メモです。

今月はなんと、たったの3冊しか読んでいませんでした。先月までは、だいたい7、8冊くらい消化していたのに。

ただ、思い当たる節はあって、5月に入ってからPS4をゲットして遊び始めてしまったことです。

最近まで、毎日のようにPS4でFF15をプレイしていたのですが、当然のごとく読書量にも影響が出てしまったようですね。

というわけで、5月に読んだ本を紹介します。

巨象も踊る

  • 媒体:オーディオブック
  • お気に入り度:★★★★
巨象も踊る

巨象も踊る

  • 作者: ルイス・V・ガースナー,山岡洋一,高遠裕子
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 2002/12/02
  • メディア: 単行本
  • 購入: 22人 クリック: 313回
  • この商品を含むブログ (94件) を見る
 

1990年代、かつて存亡の危機とまで言われていた巨大企業IBMを、ひとりの経営者がいかにして救ったのか。

その経営者とは、ルイス・ガースナー。

この本では、そんな彼によるIBMの変革と再生の物語でした。

わたしが着目したのは、主人公(著者)でもある「ルイス・ガースナー」の人間性です。

よく、こうした企業の輝かしい軌跡を描いた物語に登場するのは、派手で、個性的で、カリスマ性を持った起業家・経営者の存在です。

もちろん、ルイス・ガースナーも有名人であり、カリスマでもあるのでしょうが、それよりも、この本から受けた印象は「実直」という言葉でした。

ルイス・ガースナーは、やるべきことを見極めて、捨てるべきものは捨て去り、たんたんと物事を実行しているように見えたのです。

その姿は、まるでビジョナリー・カンパニー2で述べられているような「第4象限のリーダー」であるかのように思えました。

最後に、この本を読んだ中で一番気に入っているセリフがあります。「巨大であることが悪いのではない。うまく踊れないことが悪いのである。」

これは、ルイス・ガースナーがIBMを巨象に見立てたセリフです。

ベンチャー企業などは、よく「大企業は動きが遅くなる」と言い、かわりに自分たちのような少数精鋭スタイルが優れていると言います。

しかし、彼らは本音では大企業のことを、とにかく羨んでいるのです。

大企業は、資金も人材も豊富で、ベンチャー企業が持っていないものを全て持っているのですから。

むしろ、大企業が資金力や人材力を持って参入すれば、そのベンチャー企業すら簡単に潰せてしますでしょう。

何事も巨大であることは悪いと言われがちですが、うまく踊れるかどうか、それが重要なのです。

仕掛学

  • 媒体:オーディオブック
  • お気に入り度:★★
仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方

仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方

 

トイレを綺麗に使ってもらうための仕掛け。公園でゴミを捨ててもらうための仕掛け。

この本では、そんな人を動かすための仕掛けについて解説されています。

著者は、世の中にある仕掛けの事例を収集しており、「仕掛学」を提唱されています。

仕掛けというと、ついピタゴラスイッチのようなものを想像しそうになりますが、デザインとも共通する部分が多いと思いました。

Webデザインでも、人を動かすための仕掛けを考えて、ビジュアルやユーザーインタフェースを設計するからです。

その際、例えば張り紙で「こうしてください」と指示するだけでは、人は動いてくれません。

それよりも、人がつい動いてしまう仕掛けを導入することで、様々な問題を解決しようとするのです。

この本の良いところは、世の中にある仕掛けをただ紹介するだけではなく、「仕掛け」とは何を持って仕掛けなのかというフレームワークまで提供している点にあります。

よって、仕掛けの考え方を利用して、日常生活の中でも様々な工夫を楽しむことができるようになっているのです。

お金は寝かせて増やしなさい

  • 媒体:紙
  • お気に入り度: ★★★
お金は寝かせて増やしなさい

お金は寝かせて増やしなさい

 

いわゆる、インデックス投資の入門書的な一冊です。

帯文の「インデックス投資の入り口から出口戦略まで…」というコピーに惹かれて手に取ったところ、良さそうだったので購入しました。

インデックス投資については、1年くらい前に山崎元さんの「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」を読んだことがきっかけで、既に実践していました。

しかし、帯文にもあった「出口戦略」については、そういえばよく知らなかったことを思い出しました。

また、最新の買うべき投資信託の銘柄が分かりやすくまとめられていたところも良かったです。

ちなみに、著者は人気ブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」の管理人であり、こちらも非常にオススメです。

randomwalker.blog19.fc2.com

それにしても、投資信託は新しい銘柄が出てきたりもするので、たまには情報収集する時間を作ることも大切ですね。

わたしは、前述した「難しいことはわかりませんが…」の中で紹介されていた銘柄を買っていたのですが、それよりも手数料が安いものが登場していたとは…。

昨今、つみたてNISAや仮想通貨など投資関連がいろいろ盛り上がっていますが、投資で一発当てたいと思っている人は、まずはこの本で地に足がついた知識を身につけてもいいかもしれません。

おわりに

6月はもっと本を読まなければ!

というわけで、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

過去の読書メモはこちらから。