Tortoise Shell

デザイン、システム開発、ライフハックについてゆるく書きます

UIにおける情報の密度の話

アプリケーションのUIをデザインする際には、「情報の密度」のバランスが重要なポイントとなる。

なぜ、わたしたちは複雑なアプリを使いこなせるのか

わたしたちは普段、当たり前のようにアプリケーションを使いこなしている。

いっけん複雑な操作を連続で行っているように見えるが、分解すれば、単純な操作を1つずつ行っているに過ぎない。

1つ1つの操作が分かりやすく設計されているから、ユーザーはアプリケーションの一連を体験し、総括として使いやすいアプリケーションだと判断する。

使いやすいと思ってもらえるアプリをデザインしたいなら、地味に思える細かい操作の1つ1つを注意深くデザインするべきだ。

たった1つのデザインのミスが命取りになる

あるタスクをユーザーに操作させたいときに、たった1つのタップの挙動を間違えてデザインしてしまっただけでも、ユーザーは「使いにくい」と判断し操作をやめてしまう。

ユーザーの操作がもたらすシステムとのやり取りの最小単位を「マイクロインタラクション」と呼ぶ。

マイクロインタラクション ―UI/UXデザインの神が宿る細部

マイクロインタラクション ―UI/UXデザインの神が宿る細部

 

情報の密度を確認する

マイクロインタラクションは操作の最小単位だが、それだけを見ていても、使いやすいアプリケーションはできない。

UIデザインでは、細部と全体を行ったり来たりしながら詰めていくことが重要だ。

マイクロインタラクションの前にやるべきことが、まず1つの画面について、ぱっと見で「情報の密度が過多ではないか」という確認することである。

1つの画面の情報量が多すぎる場合、どうやって操作したらいいのか、迷わせる原因になる。

わかりやすい例として、マジカルナンバーは有名だ。人間が瞬間的に記憶できる情報の最大数は、7プラスマイナスまで、という認知心理学の用語である。

例えば、Webサイトのグローバルナビゲーションなどは、メニューの数をマジカルナンバーに収める場合が多い。