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マインドフルネスを少しだけ知ったら、案外役に立ったこと

Meditate

先日、たまたまセールをしているのを見つけたので、前から少しだけ気になっていたマインドフルネスの本を買ってみました。 

タイトルは、「世界のエリートがやっている 最高の休息法」というものです。

世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる

世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる

 

読む前までは「マインドフルネスって、なんか瞑想とかするやつ?スピリチュアル系?」ぐらいの認識だったのですが、実際に読んでみると実生活で役立てられそうな内容がたくさん書いてあり、なかなか良い本でした。

そこで今回は「マインドフルネスって何?」というところから、実際に本を読んでみて役に立ったことをいくつかご紹介したいと思います。

マインドフルネスとは?

そもそも、マインドフルネスとはどういうものなのでしょうか。一見すると、何だかすごそうな技の名前に聞こえますよね。

しかし、実はそんなに仰々しいものではなく、単純に「脳の休息法」くらいに思っておけば良いのです。

そうした脳の休息法の中でも、マインドフルネスでは瞑想をメインの手法として用いているところが特徴的です。

冒頭でご紹介した本にも書かれていますが、マインドフルネスは怪しいスピリチュアル的なものではなく、AppleやGoogleなど世界の名だたる企業の中でも研修として用いられています。

Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズも瞑想をしていたことで有名ですが、今世界のエリート層の中で、この「マインドフルネス」は注目されているのです。

瞑想って何だかハードルが高そう

このように、マインドフルネスとは「瞑想を用いた脳の休息方法」のことなのです。

しかし、瞑想って何だかハードルが高そうだと思われませんか?わたしも、この本を読むまではそう思っていました。何もせずじっとしているのは苦手ですし、そわそわしてしまいます。

しかしながら、瞑想にもいろいろな種類があるのです。

わたしも含めて、瞑想に詳しくない人は、瞑想をつい「座禅的なもの」だと思ってしまうのではないでしょうか。マットを敷いて、その上に胡座をかいて、目を閉じてひたすら無になる…的なやつです。

しかし、例えばこの本の中で紹介されていた「歩行瞑想」は画期的です。

歩行瞑想は、歩いているときに自分の足が地面に触れる感覚に意識を向け、歩くたびに数を数えたりすることで、意識を「今ここ」に集中させる手法のことです。

なぜこれが瞑想なのかというと、要するに瞑想とは「今この瞬間」に意識を向けることがポイントになっているからです。

自分の体が地面に触れている感覚や、呼吸や風、衣擦れの音。

そうした自分を取り巻く全ての思考や環境に意識を向けることによって、脳から雑念を取り除き、脳の休息を得ることができます。

このように、瞑想はハードルの高いものではなく、身の回りの生活の中に少しずつ取り入れられるものなのです。

脳の自動操縦によって疲れていることを知る

それでは、なぜマインドフルネスの手法として瞑想が取り入れられているのでしょうか。それは、わたしたちの疲れのメカニズムがポイントになっています。

というのも、わたしたちが疲れと呼んでいるものの正体は、肉体面だけではないからです。

あなたも、睡眠はちゃんととっているのに、何となくダルい。やる気が出ない。という経験があるのではないでしょうか。

そんなときは、脳が自動操縦モードになっていることが原因になっている可能性があります。

わたしたちは、一見すると何も考えていないようなときにも、実は頭の中では色々な雑念が駆け巡っており、そうした脳が自動操縦モードになっていることで知らないうちにHPゲージを削ってしまっているのです。

特に、誰もが常日頃から頻繁にスマートフォンをチェックするなどの情報過多な時代にあって、知らず知らずのうちに脳を自動操縦モードにして疲弊している社会人は少なくありません。

そのため、疲れを取るために、まずはこの「脳の自動操縦モード」の存在について知らなければなりません。

感情を客観的に捉えることで冷静になれる

先ほど、瞑想をすることで自分を取り巻く感情や環境に意識を向けることができると書きました。

これを意識することで、日常生活の中でも疲れにくくなることに気がつきました。

仕事でもプライベートでも、話している相手から発せられた言葉によってわたしたちは影響を受けています。

嬉しいことを言われると嬉しくなりますし、傷つくことを言われると悲しい気持ちになりますよね。そうした感情すら、一度客観的にとらえてみるのです。

例えば、仕事中に何かを言われたりして、思わずイライラしてしまう瞬間があるかもしれません。

そうしたときに、そのイライラした感情をそのまま吐き出すのではなく、「あ、自分いまイライラしてるなー」と、まずは湧き上がった感情を一度捉え直してみるのです。

どう反応するか(我慢する、怒る、悲しい顔をしてみる)は、そのあとで自由に選び取ることができます。

これによって、心の平穏を保てやすくなり、簡単に感情がアップダウンすることがなくなります。

行動に意識を向けることで雑念が消せる

何か日常生活の中でモヤモヤするところがあれば、ぜひ先ほどご紹介した歩行瞑想がおすすめです。

わたしたち現代人は、とにかくマルチタスクを抱えています。仕事も大変ですし、家のことも色々と考えなければなりませんよね。

そんな忙しい人ほど、通勤で電車に乗っているときや普通に歩いているときにも、頭の中でモヤモヤと色々なことを考えてしまいます。

しかし、そこで歩行瞑想を行い、ひたすら自分の歩行と一緒に数を数えたりして自分の行動に注目することで、雑念を取り去ることができます。

これをやってみるだけで、脳の自動操縦モードを解除し、無駄に疲れることもなくなります。

このように、具体的に試せるテクニックが色々と本の中では紹介されています。

おわりに

最初は、マインドフルネスについて怪しそうなイメージを持っていましたが、実際に本を読んでみるとかなり印象が変わります。

おそらく、瞑想という行為にスピリチュアルな要素を感じることが原因なのだと思いますが、しっかりと科学に基づいて設計されている手法であり、前述したように企業の研修でも用いられている有用なものです。

もし「最近いつも疲れている」という方は、試しに読んでみてくださいね。

何か日常生活を改善するためのヒントが得られるかもしれません。

世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる

世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる