Tortoise Shell

Webサービスの会社で働くデザイナーが、デザインやライフハックについてゆるく書き連ねるブログです。

2018年2月の読書メモ

2月の読書メモです。

今月は、7冊ほど読むことができましたが、振り返ってみるとデザインの本を全然読んでいませんでした…。

わたしの場合、複数のジャンルを同時並行で読むというよりは、その時の興味に合わせて偏ることが多い気がします。

というわけで、今月読んだ本をご紹介します。

サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福

  • 媒体:オーディオブック
  • お気に入り度:★★★★
サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福

サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福

 

超大作『サピエンス全史』の下巻です。

上巻では「かつては取るに足らない存在にすぎなかった人類が、ホモ・サピエンスに進化し、いかにして地球上で天下を取るに至ったか」という道程が紹介されていました。

下巻からは、わたしたちホモ・サピエンスが「これからどこに向かうのか」に焦点が当たります。

わたしたちは、確かに高度な文明を築きました。様々な病気や疫病を克服しましたし、戦争も少なくなってきています。

しかし、わたしたちは本当に幸せになったと言えるのでしょうか。

全てを読み終わった後には、何とも言えない読後感を味わうことができます。

お金2.0 新しい経済のルールと生き方

  • 媒体:Kindle
  • お気に入り度:★★★★
お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

 

メタップスの佐藤さんが書かれた、お金についての本です。

初めは「ただの流行りのビジネス書」くらいにしか捉えておらず、スルーしていたのですが、実際に読んでみるとイメージとは違っていました。

帯文には「仮想通貨、フィンテック、シェアリングエコノミー」といった、いわゆるバズワードが並んでいますが、お金について極めて本質的なことが書かれた一冊です。

むしろ、上記のような新しい経済の概念が登場してきた中、「お金とはいったい何か」について改めて見直すきっかけをくれます。

また、FacebookやInstagramのような、人々から支持を得られるサービスの原則についても語られています。

IT業界でアプリやWebサービス開発に携わっている方であれば、必読といっても過言ではありません。

ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち

  • 媒体:紙の本
  • お気に入り度: ★
ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち

ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち

 

何年も前から読もうと思っていて、なかなか手が出せていなかった一冊でした。

ハッカーの矜恃や姿勢、または生き方そのものについて、ほんの少しだけ理解が深まった気がします。

コードを書くという行為は、表面的にはデザイナーの仕事とは違うかもしれませんが、本質的には似ていると思いました。

IT企業でエンジニアと一緒に仕事をする環境であれば、読んでおいても良いかもしれません。

アフター・ビットコイン 仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者

  • 媒体:Kindle
  • お気に入り度:★★
アフター・ビットコイン―仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者―

アフター・ビットコイン―仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者―

 

仮想通貨といえば、今や各社がいけいけどんどんでCMを打っており、勢いを感じますよね。

しかし、この本である中島さんは、ビットコインのリスクについて冷静に論じられていました。

経歴が元日銀ということもあり、仮想通貨の「中の人」ではなく、従来の金融機関から見た仮想通貨について知ることができます。

この本を読めば、ビットコインを含めた仮想通貨やブロックチェーン技術の概要はだいたい掴むことができるでしょう。

昨今の仮想通貨ブームについて、異なる視点から冷静に判断するためにも、仮想通貨に興味のある方は必読ではないかと思っています。

ちなみに、この本を読んだことがきっかけで、以下のような記事も書けました。

ガニメデの優しい巨人

  • 媒体:オーディオブック
  • お気に入り度:★★★
ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫)

ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫)

 

名作SF小説『星を継ぐもの』の続編にあたる一冊です。

正直『星を継ぐもの』があまりにも名作だったので、続編はつまらないのではないかと思い、読むのをためらっていました。

しかし、この『ガニメデの優しい巨人』も、十分面白かったです。

前作が地球人のルーツを徐々に解き明かしていく内容だったのに対して、今回は異星人との邂逅にスポットが当てられています。

登場するガニメアン(「惑星ガニメデの人」の意)は、地球人よりもはるかに進んだ文明を持っていましたが、その描写力の高さにも感動しました。

ジョイ・インク 役職も部署もない全員主役のマネジメント

  • 媒体:Kindle
  • お気に入り度:★★★
ジョイ・インク 役職も部署もない全員主役のマネジメント

ジョイ・インク 役職も部署もない全員主役のマネジメント

  • 作者: リチャード・シェリダン,原田騎郎,安井力,吉羽龍太郎,永瀬美穂,川口恭伸
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 2016/12/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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エンジニアの知り合いから勧められ、読んでみました。

ペアプログラミング(2人1組でプログラミングを行うこと)等の取り組みや、従業員が主体性を持って楽しく働けるための仕組みづくりについて紹介されていました。

この本を読んでから、わたしも積極的にペア作業を行うようになったのですが、とても効率の良い働き方だと実感しています。

困った時にはすぐにペアに相談できるし、視点が2つある分、考えているときにドツボにはまることも無くなります。

IT企業だけの話だとイメージするかもしれませんが、知的生産を行う職業であれば、どんな環境でも役立つ知見が書かれていると思います。

バッタを倒しにアフリカへ

  • 媒体:オーディオブック
  • お気に入り度:★
バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

 

就職先が見つからないポスドクの著者が、実績を挙げるため、アフリカのバッタ被害を何とかするためアフリカに渡るノンフィクション作品です。

ノンフィクション作品を読んだのは久々のことでしたが、やはり生の体験を聞けるというのは貴重に思いました。

アフリカの環境や生き物の生態、人々の暮らし。そうした普段わたしが触れることのないエピソードがふんだんに盛り込まれており、とても面白かったです。

わたしはバッタは好きではないのですが、バッタ博士である著者のことはとても好きになりました。

おわりに

以上、今月の読書メモでした。3月はもっとデザイン関連の本も読みたいところです。

もし気になる本がありましたら、ぜひチェックしてみてくださいね。