Tortoise Shell

Webサービスの会社で働くデザイナーが、デザインやライフハックについてゆるく書き連ねるブログです。

あのライフネット生命のCEOに教わる!「お金」の教養を身に着けよう

久しぶりにお金についてのオーディオブックを聴きました。

『働く君に伝えたい「お金」の教養』というタイトルの本なのですが、執筆されているのはあのライフネット生命CEOの出口治明さんです。

これまで出口さんというお名前は有名なので知っていたものの、実際にどんな方なのかはまったくイメージしていませんでした。

実際にこの本を読んでみると、若い人たちに向けて対等な立場で語りかけてくださっていて、とても勉強になりました。

今回はこの本の中から、わたしが特に印象に残ったトピックについて感想を残してみたいと思います。

財産三分法を使って有効にお金を使おう

まずキャッチーだったので印象に残ったのが「財産三分法」という考え方です。

財産三分法とは、自分のお金を次の3つに分けて運用することです。

  1. 普段使うお金 → ポケットマネーへ
  2. 無くなっても構わない(リスクを取れる)お金 → 投資へ
  3. 上記以外のお金 → いつでも引き出せる預金へ

お金の使い方については、様々なビジネス書・自己啓発書などをいろいろと読んできて断片的な知識を得てはきましたが、このようにシンプルに3つ分けるというのは分かりやすくていいなと思いました。

若いときは自分へ投資することが最も効果的

投資については、若い時は下手に金融商品(株・債権・不動産)を買うよりも、自己投資(本、旅行、人と合う等)に回した方が将来のリターンは遥かに大きいというのはとても納得しました。

一方で、金融商品についても実は若いときから始めた方がリテラシーが身につくというお話も重要に感じました。

例えば、年を取ってから株などに手を出すと、つい短期的に利益を出そうとしてしまいがちなのだそうです。

その分、若者であれば先も長いので長期的な目線で運用することができます。

なるほど、実はわたしも勉強を兼ねて今後は貯金の一部を投資信託にあててみようかとぼんやり考えていたのですが、リテラシーを身につける目的で少額から始めてみようかと思いました。

保険は本当に必要なの?

著者の出口さんはライフネット生命のCEOでいらっしゃるので、特に保険についての章はわかりやすくて感動しました。

日本では、就職すると保険に入る…といったイメージがまだまだ強いのだそうですが、独身の若者が生命保険などに入る意味はあまり無いですよね。

わたしもそう思って、生命保険には入っていませんでした。

しかし保険にも色々あり、例えば最近では非就業保険という独身の若者向けの商品も売られています。(自分がケガをして仕事ができなくなったときにお金を保証してもらえる)

このように保険といっても色々で、ただ周りに流されるのではなく、自分に合ったものを選んでみたり探してみることが重要なのだと分かりました。

今の時代、マイホームを持つことはリスク?

マイホーム至上主義についても、冷静な解説がされていて参考になりました。

わたしは若い世代なのであまり実感はありませんが、日本は比較的マイホーム主義が多い国のようで、サラリーマンになって結婚して子供ができたらマイホームを買って…という流れがステレオタイプとして定着しているように思います。

しかし、今の時代マイホームを持つことのリスクにも目を向けなければなりません。

例えば、これまで35年ローンを背負ってまで安易にマイホーム購入に踏み切れたのは、かつての日本がイケイケドンドンで、金利が上がり続けることが前提になっていた時代だったからだと言われています。

一方、今の時代だと家を買ってもよほどのことがない限り価値が上がることはありません。

よって投資としてではなく、あくまでも自分の価値観(本当にマイホームがほしいかどうか)に照らし合わせて購入を決定すべきだと出口さんは言います。

こうした解説を聞いていると、お金についての常識や社会通念的なものを冷静に考えることでが重要だということが分かりました。

おわりに

たまにこうしたお金に関する本を読むのは、とても楽しい気持ちになります。

しかしお金に関する本を読んで毎回思うのが、これを知っているのと知らずにただ流されているのとでは、人生を歩んでいく上で大きな差が出てくるのだということです。

お金の本質や正しい付き合い方について、学校では何も教えてくれませんし、社会に出ても周りの先輩や上司も正しい知識を身に付けているとは限りません。

お金はずっと付き合っていくものですから、今後も積極的に勉強していきたいと思います。

また、今回ご紹介した本はかなり内容が分かりやすく、また説教じみたところも全くない親しみを感じる一冊となっていました。

「ちょっとお金についての教養を深めたいな…」と思っている若手の社会人の方にはすごくおすすめだと思います。

よかったら、読んでみてくださいね。

働く君に伝えたい「お金」の教養 人生を変える5つの特別講義

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