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Webサービスの会社で働くデザイナーが、デザインやライフハックについてゆるく書き連ねるブログです。

スキルアップしたければ「毎日の余裕」を大切にしよう

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あなたは、仕事のスキルアップのために普段どんなことを心がけていますか?

読書をしたり、勉強会に行ったり、色々な方法があるかと思います。

その中でも、特に若者がやってしまいがちなのは「毎日遅くまで頑張って働く」というアプローチではないでしょうか?

しかし、一見すると努力しているようでも、残念ながらその方法ではスキルアップにつながらない場合が多いのです。

なぜかというと、スキルアップの種は「毎日の余裕」の中から生まれるからです。

一体どういうことなのでしょうか?

今回は、なぜスキルアップしたければ「毎日の余裕」を大切にしなければならないのかについてお話したいと思います。

自由に使える時間を確保しよう

「毎日の余裕」とは、「何をしても良い時間」のことです。

そうした時間を確保するためには、まず方針として、残業時間は減らさなければなりません。

わたしも新卒の頃は、しょっちゅう深夜まで残って働いていました。

しかし、2年目、3年目になって仕事にも慣れてきた折、わたしはあることに気が付きました。

それは、「2、3時間近く残業して解決できなかった問題でも、翌日の朝に取り組むと5分で解決することがある」ということです。

深夜残業はラブレターの執筆と同じ?

例えば、わたしはWebデザイナーをしているのですが、たまにデザイン案が浮かばなかったり、コーディングがうまくいかなかったりするときがあります。

そんなときは、つい夜遅くまで粘って解決しようとしてしまいがちだったのですが、そうした「粘り」が実を結んだことはほとんどありませんでした。

一見すると、夜遅くまで粘って作業すれば仕事が進んだように思えるのですが、そのアウトプットは往々にして精度が低いものでした。

コーディングなどは、翌日の朝になってクリアな頭でソースコードを見直すと、「なんでこんな組み方したんだ?」と自分で呆れることが多々ありました。

つまり、深夜残業はラブレターの執筆と同じなのです。

よく、夜中に書いたラブレターを、朝になって冷静に読み返したら、「なんて恥ずかしい内容なんだorz」と悶絶するといった話がありますよね。

これは仕事においても同じことで、自分では(特に若いうちは)夜になって「まだまだ元気だ!」と思っていても、脳や体はしっかり疲れていて、日中と同じようなアウトプットは出せなくなっているのです。

そのため、自分のパフォーマンスをあまり過信してはいけないのだということに気がつきました。

そのことに気付いてからは、「明確な理由が無いのに残業することはやめよう」と決意し、あまり夜遅くまで残らなくなったのです。

毎日の余裕がスキルアップのきっかけになった

そして、意識して無駄な残業を減らしたことで、良いことが起きるようになりました。

余った時間を、新しいデザインのツールを試してみたり、ブログを書いたり、本を読んだりといった“新しい”スキル獲得の時間に充てられるようになりました。

そして、その時間を投資して得られた体験やスキルは、確実に仕事にも良い影響を与えてくれたのです。

例えば前職でも、プライベートでSketchというデザインツールを試していたことがきっかけで、その使いやすさに感動し上司に共有したところ、すぐに導入してもらうことができました。

結果として、UIデザインのスピードが上がったり、エンジニアとのコミュニケーションもスムーズにすることができました。

また、ブログを書いていたことで、会社の業務だけでは得られなかったWebライティングのスキルも身につきましたが、それも後ほどプライベートで引き受けた、ECサイトのメルマガ執筆の仕事につなげることができました。

こうしたことは、スキルアップに投資できる「毎日の余裕」があったからこその成果だと思っています。

もしも毎日、無駄な残業が常態化してしまっていては、疲れていて新しいツールを試そうとする気力も出ませんし、ブログだって書こうとしなかったでしょう。

このように「毎日の余裕」を作り出すことは、目の前の仕事を少しでも前に進めるという短期的なリターンは得られませんが、長期的なリターンを得ることにつながります。

残業するときは目的を明確にする

しかしながら、どんなときでも残業しないというわけにもいきません。

重要なのは、今は短期的なリターンと長期的なリターンどちらを取るのかを判断するということではないでしょうか。

例えば、「もう明日が締め切り」というようなときには、短期的なリターンを目的として残業しなければならないでしょう。

しかし、もしその必要が無いのであれば、毎日会社で行う業務だけで一日を終えてしまうと、自分の幅を広げるためのスキルアップの時間が失われ、長期的なリターンは受け取れなくなってしまうことに留意しなければなりません。

このように、残業するときは目的を明確にすることが重要です。

やるべきときはがっつり働き、余裕のあるときはさっさと帰って他に興味のあることに打ち込むというスタイルが、最も良いのではないでしょうか。

おわりに

今回は、なぜスキルアップしたければ「毎日の余裕」を大切にしなければならないのかについてお話しました。

仕事でも何でも「適度な余裕」というのは大切です。

本棚も、びっしりと持っている本で埋め尽くしてしまうと、満足感は得られるかもしれませんが、新しい本を受け入れることができなくなります。

時にはシェイプアップして、新しい本との出会いがあったときは、それをいつでも受け入れられるようにしておく方が楽しいはずです。

もし今回の記事をご覧になって「最近同じことしかしてないな…」「目の前のことに追われ続けて、好きなことができてないな…」と思ったら、ぜひとも今の生活スタイルを見直してみてはいかがでしょうか。