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Webサービスの会社で働くデザイナーが、デザインやライフハックについてゆるく書き連ねるブログです。

文庫化したから『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読んだ

書店でたまたま文庫化されているのを発見してから、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読んだ。

発売されてからもう文庫化されるくらい年数が経ってるなんてちょっとビックリ!

村上春樹の新刊か〜。

文庫化されたら読もうかな!って感じだったのに、もうその時が来たとは。

そんなこんなで読み終わったんだけど、一番驚いたのが本文中に「facebook」とか「Google」っていう単語が出てきたことだった笑

村上春樹って、インターネットとかケータイが出てきてから後のことは書かない人なのかと思ってた。 

内容に関しては今のところ特に思いつかないんだけど、主人公が今までの中で一番やさしい人だったかもしれない。

何というか、「やれやれ感」が少なかった気がする!

初期の作品の主人公たちは、とにかく「やれやれ感」が強くて、どんだけやれやれしてるんだよ!とかよく思ったものだったけど、多崎つくるはそんなことなかった。

多崎つくるも例によって問題を抱えている部分もあったけど、ちゃんと相手の気持ちを考えながら自分の意思で行動できるところもあって、ちょっと好感を持った。 

(あれ!今書きながら思ったけど、もしかして今回は一度も文中に「やれやれ」って言葉が出てきてないかもしれない!)

それにしても、村上春樹の小説を読むと、なんだか日常生活を丁寧に過ごしたくなる。

心なしか、動作も落ち着いた感じになる気がする笑

だいたい主人公が几帳面な性格で、出てくる食べ物とかも美味しそうに描写されるからかもしれない。

パスタとかドーナッツとかサンドイッチとか、いつも美味しそう。

最後に、これも意外かもしれないけど、この色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』はKindle版も出ている!

Kindleなら手軽に買えるし、けっこう面白かったから読んでない方はぜひ読んでみてください。

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (文春文庫)

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (文春文庫)