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Webサービスの会社で働くデザイナーが、デザインやライフハックについてゆるく書き連ねるブログです。

良いデザインをするために改めて確認したい、制作プロセスの王道6ステップ

「デザインする」といっても、具体的にどう進めたらいいのか分からない…

そう思ったことのある方は多いと思います。

他の仕事がそうであるように、デザインにも王道のプロセスというものがあります。

それが、以下の6ステップです。

1:問題定義

制作のテーマを決めたり、コンセプトを考えたりする最初の工程です。

これから行うデザインは、どのような目的で行われるのか。

何を解決しようとしているのか。

こういったことを明確に設定し、クライアントや上司、あるいは自分自身に提示する必要があります。 

知的生産の本質について解説したベストセラー本「イシューからはじめよ」でも書かれていますが、仕事の価値は、問題設定の時点でおおよそ決まるといっても過言ではありません。

デザインは主に問題解決を目的として行われるものです。

だからこそ、その問題設定や目標がずれていれては、どんなデザインをアウトプットとして行ったとしても意味がなくなってしまうのです。

イシューからはじめよ ― 知的生産の「シンプルな本質」

イシューからはじめよ ― 知的生産の「シンプルな本質」

 

2:着想

実際の制作作業に入っていく前のインプットの段階にあたります。

これから行おうとするデザインについて、イメージやインスピレーションを得るために必要な工程です。

具体的には、資料を読んだり、事例研究をしたり、他人のデザインを鑑賞したり…といった作業が該当します。

3:発想

いわゆる「アイデア出し」の段階です。

ここでは、とにかく頭の中のイメージを出し尽くすことが重要です。

アウトプットによってはじめて気づくことは沢山あります。

ここは、出し惜しみせず、スケッチブックなどに汚い字や絵でもよいので書き出しておきましょう。

4:構想

アイデア出しをして風呂敷を広げましたので、今後はそれらをまとめていく作業を行う必要があります。

それがこの構想という工程です。

ゴールに向けて、どの方向性で行くのか。

どのように落としこむのか。

といったことを吟味し、具体的なデザイン案に落とし込んでいきます。

また、構想をスムーズに行うために、マインドマップなどのツールを使って発想した案をマッピングしておくと良いでしょう。

5:表現

構想を練った案を作品に昇華させる工程です。

つまり、ここで初めてそれらしい作品が完成するのです。

6:精査

人に見てもらってフィードバックをもらう工程です。

仕事であれば、上司からのレビューなどが該当します。

他人から指摘を受けることで、自分になかった視点に気づいたり、足りない要素について発見することができます。

まとめ

今回ご紹介した制作プロセスは、デザインの分野を問わず当てはまる本質的な内容です。

デザインについて、何となく取り組んでいる。

行き当たりばったりで進めている。

そんな方は、ぜひ上記の6つのステップを意識して取り組むだけで、アウトプットの質が向上すると思います。

また、自分のデザイン分野では、それぞれのステップで何があてはまるだろうか…ということを考えて取り入れると、より効果的でしょう。

上記のステップは分野を問わない分、通常のワークフローよりも何段か抽象化したものとなっていますので、ご自身のスタイルに合わせてカスタマイズすることで、より活かせるのではないでしょうか。

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