Tortoise Shell

Webサービスの会社で働くデザイナーが、デザインやライフハックについてゆるく書き連ねるブログです。

GmailのUIが優れているポイント

最近はLINEなどチャットアプリが普及して、ビジネス以外のプライベートではあまり利用しなくなった「メール」。

あなたは、どこのメーラーを使っていますか?

Yahooメール?それともGmail?

いっけん、メーラーというのはどれを使っても同じようなものと見えてしまうかもしれません。

しかし、もしあなたが快適にメールを執筆したいのであれば、Gmailを利用すべきです。

Gmailの優れたポイント

なぜGmailが優れているのかというと、「作業するエリア」と「参照したいエリア」が共存しつつ互いに干渉しないUIになっているからなんです。 

例えば、多くのメーラーはログインしたあとに「メールの作成」ボタンを押すと、別ウィンドウや別ページでメールを作成することになります。

それに比べてGmailは、「メールの作成」ボタンを押すと、現在開いているページはそのまま表示されたまま、ブラウザの右下に小ぶりなウィンドウが開き、そのままメールの作成を始められるようになっています。

もちろん、全画面に拡大してメールの執筆に集中することも可能です。

なぜこのようなレイアウトが優れているのかというと、ユースケース的に理にかなっているからです。

ユースケースを考える

例えば、「メールの閲覧」と「新規メールの作成」は機能としてはまったく別物ですが、メール作成の際には、他のメールを参照しながら入力したい…というパターンが多いんですね。

違うメール内の文章をコピーして作成中のメールの本文内にペーストしたり、以前自分で書いたメールの枕詞や構成を見ながらメールを作成したり…

これが、完全に画面のレイアウトとしてバラバラになっていると、いちいち行ったり来たりするか、別ウィンドウで必要な画面を別途開いて作業しなければなりません。

これは実際に比べてみるとわかりますが、とても面倒なことなのです。

こういった細かい配慮が組み合わさっているからこそ、Gmailは使いやすいメーラーとして多くの方に選ばれているのだと思います。

まとめ

これらのことから、「UIやレイアウトは、機能ではなくユースケースから考えるべきである」という教訓も得ることができますね。

わたしたちは普段から様々なアプリケーションを利用していますが、たまに「なぜ自分はこれを快適だと思って愛用しているんだろう」とじっくり考えてみるのも、UIの勉強になるのかもしれませんね。

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