Tortoise Shell

Webサービスの会社で働くデザイナーが、デザインやライフハックについてゆるく書き連ねるブログです。

デザイナーから出世したら、次は必ずディレクターなの?

わたしは最近まで、デザイナーのキャリアパスというものがあまりイメージできませんでした。

ネットでデザイナーのキャリアについて調べてみると、「Webデザイナーの場合、次はディレクター」というパターンが多いようです。

こういった検索結果を見て、わたしはモヤモヤしていました。

というのも、別にディレクションしたいわけじゃないしな…と思っていたからです。

ちなみに、ディレクションという言葉で検索してみると、ディレクションの意味は「管理」「指導」「監督」「指揮」といった意味があるそうです。

なんだか、中間管理職って感じですね笑 

これまでわたしは、以下のジレンマを抱えていました。

  • ずっと作業者としてデザイナーをしていても、大きなプロダクトを作っていく上では歯車の1つとしてしか携わることができない
  • 監督者としてディレクターになると、今度はプロジェクトの管理が中心となって自分でモノづくりをすることができない

しかし、上司から聞いた「プロダクトマネージャー」というキャリアを目指すことで、そのジレンマが解消されることに気が付きました。

プロダクトマネージャーとは、「製品管理」という直訳通り「自社の製品やサービスそのものを設計しチーム全体の品質管理」を行う職種なのだそうです。(もちろんディティールは会社によります)

Googleなどの大規模なプロジェクトを扱っているIT企業にも、このようなプロダクトマネージャーと呼ばれる職種が存在しているようです。

わたしはこの存在を知って、「そうか、自分はプロダクトマネージャーを目指したかったのか!」と気づくことができました。

プロダクトマネージャーであれば、わたしのやりたかった「製品全体のデザイン」に携わることができそうです。

もちろん、必ずしも「プロダクトマネージャー」という名前のついた役職になればいいというわけではありません。

要するに、プロダクトマネージャー的指標を持った役職になれれば良いのです。

それはある会社ではデザイナーと呼ばれていたりディレクターと呼ばれたりしている可能性もあります。

わたしにとって大きかったのは、自分のモヤモヤがうまく言語化された…という点にありました。

少し話はそれますが、わたしが今の会社を選んだ理由として、受託開発ではなく自社サービスをやっている企業だから…という要素がかなり大きいものでした。

なぜなら、わたしはプロダクトやサービスそのもののデザインに携わりたいと思っていたからです。

いわゆる「Web制作会社」とよばれる受託開発をやっている企業では、あくまでクライアント企業のプロダクトやサービスの「マーケティング面」を請け負ってはいますが、それもすべて含めてプロダクトやサービスそのものがデザインできるわけではありません。

なので、デザイナーとしての実力をつけたあとは、プロダクトマネージャーとして会社の事業である自社製品・サービスそのものをデザインするような立場になれたらなと目標ができて良かったなと思います。

今回思ったのですが、「デザイナー」とか「ディレクター」とか言葉によってどうしても「枠組み」のイメージがついてしまって、自分はこういう働き方がしたいんだという考えを持っていたときに、その枠組みから外れていたら「なんか違うな」「自分の考えはズレているのかな」という気持ちになってしまいますよね。

しかし、うまいこと自分の考えをぴったり言語化できたり、ちょうど当てはまる言葉を見つけることで本当に目指したいキャリアパスを明確にすることができるのだと思いました。

デザイナーとして、(デザイナーだけに限った話ではないと思いますが)目の前の技能だけを見ることなく、そうしたキャリパスについて考えたり、世間の潮流や先進的な企業でどのような働き方が実践されているかを定期的に調べる習慣を持っておくと良いのかもしれませんね。

ちょっとしたポエムでした。それでは!

プロダクトマネジャーの教科書

プロダクトマネジャーの教科書