Tortoise Shell

Webサービスの会社で働くデザイナーが、デザインやライフハックについてゆるく書き連ねるブログです。

クリエイターの頭の中を覗き込める一冊の本「コンテンツの秘密」

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photo by live73

ドワンゴ創業者の川上量夫さんが書かれた「コンテンツの秘密」という本がおすすめです。

実は少し前にもブログで紹介させていただいたのですが、書き足りない部分もあったので、今回は別の角度から書いてみようと思います。 

tamusan100.hatenablog.com

さて、Webデザイナーという職種で仕事をしている場合、多くの人は「コンテンツ」を作っているといっても過言ではないと思います。

コンテンツという軸で仕事を分けた場合、大きく「コンテンツを作る側」と「コンテンツの入れ物を作る側」の2つに分類できます。

では、(多くの場合)コンテンツを作る存在であるWebデザイナーにとって、コンテンツとはいったいなんなのでしょうか。

あなたは、「コンテンツとは何か」と聞かれたときに、うまく説明できますか?

わたしも、最初はコンテンツといっても何かぼんやりしているように感じて、その核をうまく言葉に言い表すことはできませんでした。

コンテンツの秘密―ぼくがジブリで考えたこと (NHK出版新書 458)

コンテンツの秘密―ぼくがジブリで考えたこと (NHK出版新書 458)

 

上記の「コンテンツの秘密」では、「そもそもコンテンツってなに?」「クリエイターって何なの?」という「本質」を知ることができました。 

また、わたしがこの本を読んで一番良かったと感じた点は、「クリエイターの思考プロセス」を体系的に知ることができたというところです。

デザイナーやクリエイターの仕事って、アウトプットがビジュアル的なので、つい外部から見ると「ただ天からアイデアが降ってきている」ように見えるんですよね。

実際には、「天からアイデアが降ってくる」という言い方はただの比喩であり、「適当に作った」といって素晴らしい作品を作るような人であっても、実際は無意識に優れた思考プロセスを実行することによって、コンテンツを生み出しているのです。

クリエイターと呼ばれる人たちがどのようにしてコンテンツを生み出していくのか、その方法と過程を分かりやすくして言語化して説明してくれているところが、この「コンテンツの秘密」の素晴らしい点だと思います。

デザイナーでもクリエイターでも、多くの人はサラリーマンとして企業内で働いています。

そうすると、「適当に作った」では認めてもらえないし誤解をまねく場合というものもあるのです。

そんなときに、自分のデザインしてコンテンツについて論理的に説明できるようになっておけば、仕事もスムーズになるでしょう。

自分の作るコンテンツに自信がある。

でも、人に伝えたり説明することが苦手だ…。

そんな方にも、ぜひヒントとして読んでいただきたいと思います。